- 10月
- 2024年11月
毎年お正月には私の母親が上京し、我が家と一緒に過ごすのが恒例ですが今年はコロナ禍でそれが叶いませんでした。子どもにお年玉を送ってくれたのですが、それがすべて旧紙幣というとんちがきいていて、家族で盛り上がりました。
直接会う機会が減った今年、お年玉は振込も含めてキャッシュレスで渡すのが1割というデータがありました。(フィナンシャルアカデミー コロナ禍のキャッシュレスとお年玉に関する意識調査/2020年)
今や小学生の半数近くがキャッシュレス決済を利用していて、4%はお小遣いを電子マネーでもらっている(現金併用を含む)という調査結果もあります。
今の子供たちはキャッシュレスが当たり前になってきているからなのか、算数でよくある、お釣りを問う問題では「お釣りって何?」なんて疑問を抱く子もいたというのは驚愕でした。
ウチの子にしてもAmazonでの買い物はタダだと思っているふしがあって、キャッシュレス化が進むからこそ、お金の教育というのは今後いっそう重要なものになるのでしょうね。
キャッシュレス先進国のスウェーデンでは現金支払い率が1%、2歳で子供口座を作ることができて7歳になるとすべての子供に銀行がデビッドカードを発行。そこに親はお小遣いを送金するのだそうです。
スウェーデンではそんなカードさえ持つのが鬱陶しいと思っている人も多く、人口約1,022万人のうち4,000人程度がICチップを手に埋め込んでいるといいます。
日本は、2025年までにキャッシュレス化40%が達成目標。
幼児からカードを持たせるのも、ICチップを自分の身体に埋め込むのも現実味はまだありません。ピン札を使うに使えない感覚とか硬貨が多くて重くなった財布でお金持ちになった気分とか五感としても金銭感覚はどうなっていくのでしょうね。
会えないことを理由にお年玉を渡すことができないというごまかし方も、今後どうしましょうか?
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このブログを書いたスタッフ
マーケティング
ぽーる
雑誌編集者を経て転身。菓子パン、じゃが芋、ベーコン、ソーセージetc.人生を形作ってきたともいえるものを断ってきて、トリニティ入社を機に断酒。コーヒーもやめてみようかと思っていたが、思った以上にトリニティのコーヒーが美味しく、むしろワンモア・コーヒー。
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